bjリーグに福岡レッドファルコンズが参加?

情報元。
bj、新生福岡を受け入れへ=資金面などで支援
bjリーグ参入を正式表明 バスケットの福岡
bjリーグ参戦表明 バスケ福岡
はぁ…なんだかなぁ…バカすぎてアホみたいみたいな…。
正直bjリーグにプラスとは思えないのに無謀すぎないか?
そもそも資金繰りが出来なくなってスーパーリーグを脱退したのに、それじゃ今度はbjリーグに参加、っていう安易な考えが分からない。
ちなみにbjの公式サイトブログではこのように発言されてます。

福岡レッドファルコンズ「新規参入願い」 受領のご報告

bjリーグでは、先日JBLバスケットボール日本リーグ機構)を正式に脱退した福岡レッドファルコンズに関連して「福岡にレッドファルコンズを残したい」代表の船田幸夫氏より、本日1月23日(月)にbjリーグ新規参入願いをいただき、これを受領しましたのでご報告いたします。また、これに伴い17時よりbjリーグ事務局にて行われた記者会見の内容は以下の通りです。

●船田幸夫氏 コメント

「本日、福岡レッドファルコンズbjリーグ新規参入願いを提出いたしました。」

bjリーグ会長 木村育生 コメント

「福岡はバスケットボールが盛んで、プロチームを作りたいと思っていたので、bjリーグ、各チーム、そして 個人としても全面的に参入に向け支援したい。ただ、2006年11月から始まるシーズンに関しては体育館の予約を含め、すでに日程を決定しており、これから変更が可能かどうか検討しなければならない。また、福岡を加えると9チームで奇数になるため、もう1チーム加えて10チームにするのかなどを含めて、今後話し合いたい。
そのため、2006-2007シーズンは福岡を加えて9ないし10チームで行うのか、あるいはそのまま8チームで行い、福岡の参入は2007年からとするのかは現在のところは未定。私個人としても、福岡のバスケットボールの灯を消したくない。」

たしかに現在バレーにも人気が劣っているバスケ。盛り上げたいのはよく分かる。
しかし…それでいいのかねぇ…。後で問題が生じそうな予感。


スーパーリーグの公式HPにはこう書いてありました。

JBL福岡レッドファルコンズ緊急共同記者会見コメント内容(2006年1月19日(木)開催)

JBL蒔苗会長のコメント

本日は急なご案内にも拘らず、お集まり頂き有難う御座います。
早速ですが、本日の午前中にお隣にいる㈱福岡レッドファルコンズの船田社長代行と今シーズン後半戦の参加について話し合いを行いました。その結果、双方合意の上で福岡レッドファルコンズは後半戦に参加出来ないという結論に至りましたので、ご報告致します。JBL会長としては今でも福岡レッドファルコンズをリーグに残したい、後半戦も含め継続して活動して頂きたいと強く思っておりますが、本日の船田社長代行との話し合いにおいてチーム活動の継続は難しいと判断せざるを得ませんでした。JBLとしては予定されていたゲーム開催地のファンの方々や関係者の皆様に対して深くお詫び申し上げます。また、福岡レッドファルコンズに所属している選手の方々については超法規的措置として、JBLスーパーリーグ日本リーグの各参加チームへ選手の移籍を働きかけていき、選手の救済措置を執っていきます。また、福岡レッドファルコンズの試合開催を予定していた開催地についてはこの後、JBL職員が手分けして現地に赴き、事情説明と今後の対応について早急に対処して参ります。併せて対戦予定の各チームに対しても事情説明を行い理解を求め、今後について話し合いを行って参ります。
最後に、ここにいる船田社長代行に対して、今日までチーム存続のため東奔西走し、ご尽力頂いた事に厚く御礼を申し上げ、私のご報告とさせて頂きます。

船田社長代行(福岡レッドファルコンズ球団代表)のコメント

今、JBLの蒔苗会長からもお話がありましたように福岡レッドファルコンズは今シーズンの後半戦参加を断念することにしましたことをご報告申し上げます。本日まで選手・スタッフを始め色々な方々とお話をして、全ての関係者の皆様にとって良い結果を出す為に誠心誠意努力して参りましたが、自分自身、尽力の限界を痛感し、本日JBLの蒔苗会長にご相談した結果、JBLスーパーリーグから脱退することを決意いたしました。福岡レッドファルコンズのファンの方々には色々な形で私に応援メッセージなどを頂きましたが、期待に応えることが出来なかったこと、深くお詫び申し上げます。今日現在においてもファンの方々においてはファンクラブにご参加を頂いております。この点に関しましても、出来うる限りの対応をさせて頂きたいと思います。また、今般の件で福岡レッドファルコンズのゲームを楽しみにして頂いた方々や開催地の関係者の皆様を始め、日本のバスケットボール界に対してご心配とご迷惑をお掛けしたことを重ねて深くお詫び申し上げます。
今後については、まず、所属選手と話し合いの場を設け、事情を理解してもらうことに努めるとともに選手の移籍を円滑に行えるようJBLと相談をしながら、対応していきたいと思います。
最後にJBL日本バスケットボール協会の関係者の方々に対しても多大なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びして、私のご報告とさせて頂きます。

普通すぎる…普通すぎるコメントだ。
ん〜それにしてもなぜ資金繰りが出来なかったのか…。それでbjに行くのもおかしい話し。
しかもこんな話まで出ているようじゃ…

バスケSリーグ・福岡の“騒動”の責任

バスケットボールの福岡レッドファルコンズの問題は、なんとも不可解である。日本の男子では最高峰のスーパーリーグに昨年新規参入したが、前期リーグは0勝14敗のうえ、財政的に立ち行かなくなり、昨年末には給料が一部払えなくなった。ここまでは他のプロスポーツの弱小チームでも聞かれる話だ。
しかし、昨年暮れ、58歳の女性社長が「生命保険金を選手の給与など運転資金にしてほしい」と未遂に終わったが、一酸化炭素中毒による自殺を図ったというから尋常でない。正月の全日本総合選手権は新社長が旅費、宿泊費を工面し食費などの雑費を選手が負担して、何とか出場にこぎつけたという。
もともと福岡というチームは昨季まで存在しなかった。IT関連企業をバックに寄せ集めで作られたチーム。女性社長は、出資した運送会社のオーナーで社長を押し付けられた格好だった。Sリーグクラスでは人件費を含め運営費は年間2億円は必要だが、最初から資金計画がずさんで、福岡県協会は早い段階からチーム運営を疑問視していたという。
もっと大きな問題は下部リーグの在籍経験もないチームに、いきなり参入を認めた日本リーグ機構(JBL)の資格審査の甘さだ。当時、プロリーグ(Bj)発足を目指した新潟が退会。「今季7チームでの変則リーグを余儀なくされる。そこに福岡の話が飛び込み、十分な審査を行わずに参加を認めたのではないか」と関係者は指摘する。
Sリーグ後期は21日に始まる。残り14試合で必要な数千万の運営資金は捻出できるのか。資格審査で『優良格付け』までしたJBLと、指導的立場にある日本協会の責任は大きい。

…先行きは不安だらけです。